破産宣告のデメリットについて~破産宣告におけるアドバイス~

破産宣告のデメリットについて~破産宣告におけるアドバイス~

破産宣告のデメリットについて~破産宣告におけるアドバイス~

破産宣告とは、債務者に弁済能力がないと裁判所が認めた場合に、裁判所から出される宣告です。破産宣告を債務者が受けると、負った債務に対しての弁済能力がないと認められたこととなります。したがって債務者は債権者からの督促を免れることとなります。その上、そのとき持っていた資産よりも債務の方が超過していると判断されれば、「同時廃止」という措置がとられ、その時点で所有していた資産を分配することとなります。この手続きが全て終了し、裁判所に免責手続きをして認められれば「免責決定」となり、以上の支払いをする必要がなくなります。破産宣告を受けてから早ければ半年から一年で免責となり、債務から開放されます。
 ここまでの段階では、破産宣告は債務を負ったにもかかわらず支払い義務がなくなる、デメリットのないことに見えます。しかし、もちろんデメリットもあります。まず、管財人によって債権者に支払われる資産は、所有するもののほとんどであるということです。99万円以上の現金、20万円以上の預貯金、有価証券、土地建物、車両等は、全て没収となります。返済しなくてよい代わりに、ほぼ丸裸になってしまうと考えてよいでしょう。また、別なデメリットとしては、破産宣告を受けた人物は金融機関のブラックリストに載るため、クレジットカードが作れなかったり、ローンを組むことができなかったりという状態が10年程度続きます。さらに、破産宣告を受けてから免責決定となるまで、警備員や税理士等の職業に就くことができません。